- 2分でできる診断テスト
- リーキーアテンションを解説
- 起業に必要な思考スキルとは?
起業をしたいとか新しいビジネスを始めてみたいとか新しいことに挑戦しようとする人は多いと思います。
しかし「自分に向いてるかな?」と思ったことはありませんか?
今回ご紹介する『リーキーアテンション』は、当てはまれば起業する才能があるかもしれないと言われている現象です。
診断テストは2分で出来ますよ!
目次
リーキーアテンションとは?
『リーキーアテンション』とは、集中力が分散してしまう状態のことです。
目の前のことに頭の半分は集中しているけど、残りの半分は別のことを考えていたり自分の世界へ入ってしまう状態になることです。
▽例えばこんな体験はありませんか?
- 本を読んでいたらある文章に引っかかり、本は読み続けているけど頭の中ではその文章のことを考えている。
- 会議中に誰かの発言が引っかかり、身体は会議を聞いているけど頭は引っかかった発言のことを考えている。
- 映画である場面が引っかかり、映画は見続けているけど頭は引っかかった場面のことばかり考えてしまう。
本も会議も映画も完全にシャットアウトしているわけではないけど、頭の中半分は引っかかった別のことを考えてしまっている状態です。
このように集中力(意識)の一部が別のことに分散してしまうことを『リーキーアテンション』と言います。
【診断テスト】リーキーアテンションはあるか?
それでは早速あなたが起業に向いているか簡単診断をしましょう!
ノースウエスタン大学の研究で発表のあった方法を、私がブログを媒体にしてある程度できるようにアレンジした方法です。
リーキーアテンションの診断テスト開始
まず手順を説明します。
- これから1枚の画像をお見せします
- タイマーを20秒×6サイクル(合計2分間)設定してください
- 開始と同時に「小さい文字」に注目してください
- 20秒経ったら次は「大きい文字」に注目してください
- 「小」→「大」→「小」と20秒ごとに注目する対象をスイッチしてください
- 6サイクル終わるまで一連の流れに集中してください
それでは簡単診断開始です!
お疲れ様でした。
意外と長く感じた2分間だったのではないでしょうか?
診断結果をお伝えする前に、少し診断方法について解説します。
ノースウエスタン大学の研究では「ナボン図形」と言われる図形を見て診断をします。
「ナボン図形」とは先ほど見て頂いた、アルファベットの小ささSの文字でアルファベットの大きなTの文字を作っているというような図形です。
この図形を見るときに、小さな文字に集中してもらったり、大きい図形に集中してもらったりという切り替えを繰り返しました。
一般的に「集中力がある」とか「注意深い」と言われる人は、意識を集中させるコントロールが上手な方です。
小さい文字に集中しろと言われたらもちろん集中できることもさながら、大きい文字に集中しろと言われたらすぐに大きい文字に集中力を切り替えることができます。
ではこれに対し、
リーキーアテンションしてしまう人は?
それでは診断結果をどうぞ!
先ほどの簡易診断で使用した図形は、ノースウエスタン大学の研究で実際に使用された図形とは異なります。
リーキーアテンションの診断テスト結果
(結論)
リーキーアテンションを起こしやすい人は、集中力の切り替えが上手くできない人です。
つまり先ほどの簡単診断の際に、
大きな「T」に集中するタイミングで小さな「S」が気になったり、小さな「S」に集中するタイミングで大きな「S」が気になってしまう人です。
ましてや途中で「S」や「T」とは全く関係のないことに頭半分が持っていかれている方もいたのではないでしょうか?
なぜ起業の才能があると言えるの?
ノースウエスタン大学の研究と調査の結果、上記のテストでリーキーアテンションを起こしやすい人にはある共通点があったそうです。
それは、集中力がある人よりも『クリエイティビティが高かった』という点です。
集中力が持続できないことをポジティブに考えれば以下のようなことが言えるのではないでしょうか?
- 誰も気づかないことに気づく
- 今までにない新しいものを思いつく
- いろんなことに興味を持つことができる
一方、リーキーアテンションを起こしやすい人は、何か1つのことに取り組んでいたとしても、それに紐づいた新しい発見をする可能性が高いというわけです。
実際にノースウエスタン大学の調査によると、リーキーアテンションを起こしやすい人は、クリエイティブな才能を活かせる仕事をしていたり、オリジナリティのあるプロダクトをしている人が多かったそうです。
診断テストのおわりに
【リーキーアテンション】
現在ではYoutubeをはじめとした、自己表現をすることができるメディアが数多く台頭しています。
そこではやはり「オリジナリティ」が求められ、みんながやっていないことや新しいことは注目されやすいのも事実です。
リーキーアテンションを起こしやすい人に当てはまった方は、もしかすると社会に衝撃を与えるようなプロダクトや会社をつくる才能を秘めているかもしれません。
これまで「集中できない人」は減点評価されていましたが、臆することなくリーキーアテンションでポジティブに考えてご自身の人生を歩まれた方が良いでしょう。
また、起業を考えていたのにリーキーアテンション起こせないよ〜って方は、正直言ってとても贅沢です。
「集中できる」ことは最高の才能です。
誰が「1つのことにゾッコンになれる才能」を悪く言うでしょうか?
どんな結果だったとしても、新しいことにチャレンジして自己実現を目指しましょう!
っていい話の最中にリーキーした人はいませんよね?